星野リゾートの新ホテル『OMO7大阪』開業まであと1か月!準備の裏側を「独占取材」(2022年3月23日)

星野リゾートの新ホテル『OMO7大阪』開業まであと1か月!準備の裏側を「独占取材」(2022年3月23日)

星野リゾートの新ホテル『OMO7大阪』開業まであと1か月!準備の裏側を「独占取材」(2022年3月23日)

全国で高級旅館などを展開する星野リゾートが今年4月、新たなホテルを新世界のそばにオープンさせます。開業まで1か月、その準備の裏側を独占取材しました。

 大阪・浪速区で星野リゾートが今年4月22日の開業を目指す『OMO7大阪by星野リゾート』。白くて大きな建物がひと際、存在感を放っています。

 (OMO7大阪by星野リゾート 中村友樹総支配人)
 「広いキャンバスのような壁面がありますので、なにかおもしろい映像だったりイラストを表現できたらいいかなと」

 かたいコンクリートのようにも見える白い壁。実は、外側をある素材で覆っているといいます。

 (星野リゾート・一級建築士 田山利隆さん)
 「テントに使っている材質で、厚みが1mm以下でドームなどで屋根に使われているものなんですけども。おそらくこれを壁に使うというのは前例がない」

 膜を張ることで建物の威圧感をおさえ、ヒートアイランド現象対策にもなるそうなのですが、さらに今回、この壁をキャンバス代わりに“遊び心”のある演出を企画しているといいます。

 膜の裏側はどうなっているのか?特別に見せてもらいました。

 (星野リゾート・一級建築士 田山利隆さん)
 「(客室からの)目線のラインがこのラインになりますので、景色を見る部分に関してはすべて膜を外している」

 工夫は足元にも。

 (星野リゾート・一級建築士 田山利隆さん)
 「すべての膜に照明を仕込んでいます」

 照明の数は、1万5000個にものぼります。

 2月1日、ライトを制御することでどんな演出ができるのか、試行錯誤が続いていました。描きたいのは「大阪」をテーマにしたネオンアート。

 (意見を出す中村総支配人)
 「右側のタコは輪郭が明確にわかるようにして、脇でパーンと花火があがるようにとか」

 でもプロジェクションマッピングのように映像を投影するわけではなく、1万5000個の光の柱で映像をつくるため一筋縄とはいきません。

 (星野リゾート・一級建築士 田山利隆さん)
 「(Q完成はイメージ通りに?)なります。ならせます」

 そして、開業まで1か月となった3月22日。総支配人の中村さんたちは、建物がよく見えるJR新今宮駅のホームにやってきました。果たしてイメージ通りのデザインになっているのでしょうか?

 建物の壁面に浮かび上がったのは開業までの残りの日数を示すカウントダウンの文字。タコやトラなど大阪のモチーフはというと、よく見るとスポットライトの合間にチラッ、チラッと顔をのぞかせています。

 (OMO7大阪by星野リゾート 中村友樹総支配人)
 「カウントダウンの数字が日々減っていくのをいい意味でプレッシャーに感じながら、みんなで開業の日まで準備して迎えたいと思います」

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