金総書記が医薬品不足に激怒 北朝鮮で“発熱者”新たに39万人(2022年5月16日)
16日付の朝鮮労働党の機関紙は新型コロナの感染状況に関連し、金正恩総書記が医薬品の供給不足などに激怒したと報じました。
記事によりますと、15日の会議で金総書記は、自らが命じた医薬品の国家備蓄放出や薬局の24時間化が進まないことに怒りを爆発させ、「内閣と保健部門が危機を正しく認識せず人民への献身精神が口先だけだからだ」と厳しく叱責したということです。
また、会議後には自ら薬局を視察し、「薬局が機能を果たせず陳列棚以外に保管場所もない遅れた状況だ」と述べ、販売員が白衣もまともになく働く実態や衛生環境を問題視したということです。
北朝鮮では新たに39万人以上の発熱者が確認されています。
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