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市長が市長室の備品をオークション出品→企業が50万円で落札 “身を切る改革”に賛否(2022年12月2日)
大阪府交野市の山本景市長が市長室の備品をオークションに出品しました。“身を切る改革”とは…。
(交野市 山本景市長 12月1日)
「やはり市長自らが一定、なんらかのけじめが必要だと思いまして、今回思い切って、使用してから50年経過しているイスや机の売却ができないかと」
山本市長は、市長室で50年以上にわたって使われている机・サイドボード・イスの計4点をオークションに出品しました。その理由は…。
(交野市 山本景市長)
「いまだに140億円近い借金があります。身は切らなければならない」
交野市では、市の土地開発公社が道路用地として取得した土地の計画が塩漬けになるなどして、借金が140億円近くにのぼっています。そうした中、今年9月に財政立て直しを訴えて当選した山本市長。“身を切る改革”を訴え、月額報酬のカットや退職金の廃止を宣言。名刺もポケットマネーで業者に発注。1枚4円です。
そしてこの度、「市のため」とオークションに出品したのが市長室の備品。予定価格10万円で出品しましたが、5倍となる50万円で枚方市の企業が落札しました。
今の市長室はというと…。
(交野市 山本景市長)
「(テーブルは)5000円、5000円、5000円、5000円で、私が10年前に買ったものをそのまま持ってきた」
私物の折り畳みのテーブルとイスを持ち込み、公務にあたっています。市民からは次のような声が聞かれました。
(交野市民)
「小さなことからコツコツやね。お手並み拝見いうとこやね」
「無駄使いしませんとアピールするための1つの手段にしか受け取れない」
「対外的に交野市ってこんなにちゃっちいと思われるのもちょっと嫌だな」
そして、市議会議員は…。
(市民クラブ 久保田哲交野市議)
「パフォーマンスが強すぎると。身を切った先に何があるんですかというのを、しっかり提示をいただきたい」
賛否が渦巻く中、交野市が誕生して約50年ということで50万円で入札し落札した企業に話を聞くと、ある事実が明らかになりました。
(カトウ塗装工業 加藤秀継社長)
「机がほしくて使いたいとかではなく、歴史的な重みの部分を感じて今回入札させていただきました」
歴代の市長が使ったものを大切にしてほしいという思いがあったそうで…。
(カトウ塗装工業 加藤秀継社長)
「次の新しい市長さんが就任されて、もし交野市政の重みと共に使っていただけるのであれば、ぜひお返しさせていただけたらなと」
なかなか辛辣です。
山本市長は、今後もオークションで市の備品などを出品したいとしていて、“身を切る改革”の真価はこれからも問われ続けることになりそうです。
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