参院・憲法審査会が今国会初めて開催 「議員任期延長」で見解に相違
参議院では今の国会で初となる憲法審査会が開催され、緊急事態における議員任期の延長を憲法改正で行うべきか与野党で議論となりました。
自民党 石井準一与党筆頭幹事
「現行憲法に規定のない緊急事態対応に関して、緊急事態における議員任期の延長等について早急に検討していく必要がある」
立憲民主党 小西洋之野党筆頭幹事
「任期満了までに必ず総選挙を終えるようにする国会法および公選法の改正によって、憲法改正によらずに解決できるものと考えております」
きょう開かれた参議院の憲法審査会では去年6月以来となる実質的な討議が行われました。
緊急事態における国会議員の任期延長について、自民党が憲法改正で可能となるよう主張したのに対し、立憲民主党は「憲法改正ではなく、法改正で解決できる」と訴えました。
また、自民党は参院選の合区解消についても議論すべきとしましたが、立憲民主党は憲法改正は不要だとの見解を示し、議論は平行線で終わりました。
(23日12:59)
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