東北地方に地震相次ぐ 宮城・福島に続き岩手でも震度5強

東北地方に地震相次ぐ 宮城・福島に続き岩手でも震度5強

東北地方に地震相次ぐ 宮城・福島に続き岩手でも震度5強

今週は東北地方に大きな地震が相次ぎました。宮城・福島の震度6強に続き、昨日は岩手でも震度5強を観測し、住民の方々は不安な一夜を過ごしています。

昨夜11時25分ごろ発生した岩手県沖を震源とする地震で、岩手県野田村で最大震度5強を観測しました。津波はありませんでしたが、揺れが大きかった地域では発達した低気圧の影響で昨夜から大雪に見舞われました。16日の深夜にも東北地方では地震があったばかりで、住民からは不安の声が聞かれました。

「ズドーンと来て一発だった」

「ゆうべの(地震)は急にドスンと来て、余計こたえました。(Q.朝起きてみたら雪?)そうです、もう大変です」

野田村役場によりますと、人的被害はありませんが、村内を通る県道で土砂崩れがあり一時通行止めとなったほか、住宅1棟で煙突が折れ、屋根が破損する被害が出ています。

記者
「現在立ち入り禁止となっている福島学院前駅です。ホームの一部が大きくせり出して、亀裂が出来ています」

宮城県と福島県を結ぶ阿武隈急行。今月16日の地震でホームが崩れ、線路も歪んでいます。阿武隈急行は全線で運休していて、運転再開の見通しは立っていません。

沿線の住民
「早く動いてほしいなというのが一番」

一方、福島県内では現在も断水が続いている地域があり、南相馬市では、自宅で入浴できない人たちに入浴施設が無料で開放されています。

入浴した人
「(自宅は)給湯器が壊れちゃうんで、回せるほどの水は来ていない。お風呂に入れていただけるのは助かる。うれしい」

16日の地震で東北新幹線の脱線事故など被害があった宮城県白石市に、国土交通省の斉藤鉄夫大臣が視察に訪れました。市役所で行われた意見交換会では、斉藤大臣が宮城県の副知事や白石市長らから被害状況について説明を受けました。

斉藤鉄夫 国交相
「早期の復旧について全力で国土交通省として支援する」

また、東北新幹線の盛岡-那須塩原間の運休に伴い、JRは臨時快速列車の運行を始めました。仙台駅のホームではけさ、那須塩原行きの臨時列車に乗客が次々と乗り込んでいきました。

乗客
「臨時便が出ると聞いて、良かったと思って」

JRではあす以降も不通区間で臨時列車を走らせる予定です。
(19日17:37)

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