ロシアが「核兵器による威嚇を強める可能性」 米国防総省が指摘(2022年3月18日)
アメリカ国防総省の情報機関のトップは、ウクライナへの侵攻で消耗したロシアが今後、核兵器による威嚇を強めていく可能性があると指摘しました。
アメリカ国防総省の情報機関である国防情報局のトップ、べリア局長は、下院軍事委員会に提出した報告書の中で「ウクライナの一部領土の占拠が長引いた場合、ロシア軍の兵力と最新兵器が消耗していく」と指摘しました。
また、厳しい経済制裁や外交的孤立によって、最新鋭の精密誘導兵器を製造する能力が低下していくとしています。
そうしたロシアの通常兵器の緩やかな弱体化にともなって、ロシアは「国内外に強さを誇示するために、核抑止力への依存を強める可能性が高い」と述べ、西側に対して核の威嚇を強める可能性を指摘しています。
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