愛子さま初の単独記者会見 成年皇族として語った抱負

愛子さま初の単独記者会見 成年皇族として語った抱負

愛子さま初の単独記者会見 成年皇族として語った抱負

去年、成年を迎えた天皇皇后両陛下の長女、愛子さまが、きょう、初めて単独で記者会見に臨まれました。

午後2時すぎ、御所で初めてお一人で会見に臨まれた愛子さま。

愛子さま
「昨夜の地震により亡くなられた方がいらっしゃると伺いまして、心が痛んでおります。ご遺族の皆様と被災された方々に、心よりお見舞いを申し上げます」

冒頭で昨夜の地震の被災者にお見舞いの気持ちを示されました。

そして、去年12月に成年を迎えられ、成年皇族として公務や行事に参加した感想について。

愛子さま
「自分が成年皇族の一員であるという自覚が芽生え、個々の行事に責任感を持って臨まなければならないと感じた瞬間でございました。一つ一つの務めを大切にしながら、少しでも両陛下や他の皇族方のお力になれますよう、私のできる限り精一杯務めさせていただきたいと考えております」

続けて、ご自身の長所と短所について尋ねられると。

愛子さま
「長所は自分ではなかなか気づきにくいものでございますけれども、事前にこのご質問いただいたので、じっくりと考えてみまして、しいて申し上げるなら、どこでも寝られるところでしょうか。短所といたしましては、今のエピソードからおわかりかもしれませんが、自由にのびのびと育ったようで、少しマイペースな部分があるところだと自覚しております」

天皇皇后両陛下と上皇上皇后ご夫妻については。

「私は幼い頃から、天皇皇后両陛下や上皇上皇后両陛下をはじめ皇室の皆様が国民に寄り添われる姿や真摯にご公務に取り組まれるお姿を拝見しながら育ちました。そのような中で、上皇陛下が折に触れておっしゃっていて、天皇陛下にも受け継がれている、皇室は国民の幸福を常に願い、国民の国民と苦楽を共にしながら務めを果たすということが基本であり、最も大切にすべき精神であると私は認識しております」

また、ご自身の結婚については「結婚は私にとってまだ先のことように感じられ、今まで意識したことはございません」「理想の結婚相手については、一緒にいてお互いが笑顔になれるような関係が理想的ではないかと考えております」と述べられました。
(17日17:12)

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