宮城・白石市 東北新幹線が脱線 一時乗客が車内に(2022年3月17日)

宮城・白石市 東北新幹線が脱線 一時乗客が車内に(2022年3月17日)

宮城・白石市 東北新幹線が脱線 一時乗客が車内に(2022年3月17日)

 16日午後11時36分ごろ、宮城県と福島県で震度6強を観測する地震がありました。この地震による影響で宮城県白石市で東北新幹線の車両が脱線しました。

 (熊谷博之アナウンサー報告)
 午後11時半すぎ、東京発仙台行きの東北新幹線が白石蔵王駅から南に2キロほどの場所で脱線しました。

 乗客75人が車内に残されましたが、けが人や体調不良の情報はないということです。

 乗客は17日午前3時半すぎから車両を降り、線路を歩いてバスに乗り込み、白石蔵王駅や仙台駅まで向かいました。

 この影響で、東北新幹線は那須塩原から盛岡間の上下で運転を見合わせています。

 運転再開の見込みは立っていません。

 宮城県内では、登米市の70代男性と七ケ浜町の70代男性が地震に驚いて転倒するなどして死亡しました。

 塩釜市では80代男性が地震後に死亡していて、消防が関連を調べています。

 けが人は少なくとも55人に上っています。
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