ウクライナ・ロシア 侵攻後初の外相会談“物別れ”(2022年3月11日)
侵攻後、初めて直接会談が実現しました。
■「ロシアは停戦させる気がない」
ウクライナ・クレバ外相:「24時間の停戦を提案したが、進展はなかった」
ロシア・ラブロフ外相:「この場で停戦の合意について、話し合う計画はなかった」
1時間半の会談を終え、それぞれ別の部屋で、会見を行ったウクライナとロシアの外相。侵攻後、初の外相会談は物別れに終わりました。
クレバ外相:「私の印象では、ロシア側は、現時点では停戦を成立させる気がない。そもそも、前提となる立場が違っていた」
■「ウクライナを攻撃していない」
ロシア軍は、ウクライナの首都キエフに、刻一刻と近付きつつあります。
トルコの仲介で実現した、ロシアとウクライナの外相会談でしたが、進展はありませんでした。さらに・・・。
ラブロフ外相:「我々は、ウクライナを攻撃していない。ロシアの安全が、脅威にさらされているのだ。これは、ウクライナという実験室で行われている、アメリカ国防総省の実験だ。ロシアが戦争を望んだことは、一度もない。ウクライナ市民は、“人間の盾”にされている。“人間の盾”として、人質になっている民間人を解放したい」
ロシアは、欧米によって自らが危険にさらされているという主張を崩していません。
クレバ外相:「相手の主張をずっと聞かされるのは、決して楽ではなかった。ロシアの要望は、ウクライナの降伏であり、その要望は絶対に通さない」
(「グッド!モーニング」2022年3月11日放送分より)
[テレ朝news] https://news.tv-asahi.co.jp/a>
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