ウクライナ人女性演奏家 犠牲者に祈りの音楽捧げる(2022年3月11日)
東日本大震災の追悼式典にウクライナ出身の女性演奏家が出席し、震災で亡くなった人とウクライナ侵攻の犠牲者を悼み、祈りの音楽を捧げました。
10日、震災から11年の追悼式典が横浜で行われ、ウクライナの民族楽器「バンドゥーラ」の演奏家・カテリーナさん（35）が出演しました。
2006年にウクライナから来日したカテリーナさんは、生後間もなくチェルノブイリ原発事故に遭遇し、避難生活を余儀なくされました。
キエフに住む母親はポーランドに避難して無事でしたが、「家に帰りたい、つらい」と話しているということです。
ステージの最後には、童謡の「ふるさと」を歌い、避難民の一日も早い帰国を願いました。
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