面識ない女性に性的暴行加え殺害した罪 元保育士の男に無期懲役を求刑
東京・豊島区で、女性に性的暴行を加えて殺害した罪などに問われている元保育士の男に対し、検察は無期懲役を求刑しました。
佐藤喜人被告(30)はおととし9月、豊島区の面識のない女性のアパートに侵入し、性的暴行を加えた後首を絞めて殺害し、遺体を栃木県那須町にある親族の別荘付近に遺棄した罪などに問われています。
きょう東京地裁では、殺害された女性の父親が証言し、「娘はどれほど痛く苦しい思いをしたのか。胸を引き裂かれる思いだ」などと語りました。
その後、検察側は論告で、「被告は女性を物色した上で、アパートの無施錠を繰り返し確認するなどしていて犯行は計画的」「被害者の人格を踏みにじった」と指摘し、無期懲役を求刑しました。
一方、弁護側は「計画的な犯行ではない」などとして、「懲役30年が妥当」と主張しました。
(09日13:24)
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