3回目交渉、停戦合意には至らずか EU大統領、ウクライナの加盟 「近く話し合う」
ロシアとウクライナの3回目の停戦交渉が行われましたが、本格的な停戦については合意に至らなかったとみられます。
ロシアとウクライナの3回目の停戦交渉は7日、前回と同じベラルーシ西部のポーランド国境に近い地域でおよそ3時間にわたり行われました。しかし、本格的な停戦については合意には至らなかったとみられます。
一方で、インタファクス通信によりますと焦点となっている『人道回廊』についてロシア代表団のメジンスキー大統領補佐官は交渉終了後、「8日から機能することを期待する」と発言。
ウクライナ代表団のポドリャク大統領府長官顧問も『人道回廊』に関し、わずかに前進があったとしています。
こうしたなか、EU=ヨーロッパ連合のミシェル大統領は、「ウクライナの加盟申請について近いうちに話し合う」と明らかにしました。
ウクライナのゼレンスキー大統領は先月末、EU加盟の申請書に署名しロシアによる侵攻から国を守るためとして早急な加盟を求めていました。これに対し、EUのフォンデアライエン委員長は「戦争を終わらせてから次のステップについて話し合う」などとして、「即座の加盟」は難しいとの立場を示しています。
(08日09:28)
コメントを書く