“逆張り失敗”日本の個人投資家に変化 「簡単に売ってはいけない相場だ」【知っておきたい!】【グッド!モーニング】(2024年1月25日)
24日の東京株式市場で、日経平均株価は前の日より291円安い3万6226円で取引を終えました。下落の要因の一つが、個人投資家による逆張りです。
マネックス証券 広木隆チーフ・ストラテジスト
「この相場が上がり始めた当初から個人の売り、逆張りというか、上がったところをすぐ売ってしまう」
伝統的に相場の流れと逆方向、つまり株価が上昇した局面では「そろそろ下がるかもしれない」と考えて株を売ってしまう傾向がある日本の投資家。
ただし、広木氏は「24日の逆張りによる下落には、これまでと違う傾向がみられる」と指摘します。
広木氏
「もっと大きな下げに、しかも一方通行の下げになって、下げ幅がもっとどんどん拡大していってもおかしくないが、あまり思ったより下がらない」
背景には、「これまで逆張りで失敗してきた個人投資家が考えを改めていることがある」といいます。
広木氏
「ここまでずっと一本調子で上がってきたことで、投資家が学んで『そう簡単に売ってはいけない相場だ』と感じている人が増えた結果ではないか。引き続き、長期的に株式を保有し続ける、とどまって投資を継続していくのが良いのではないかと」
(「グッド!モーニング」2024年1月25日放送分より)
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