あす始発から再開目指すも“架線トラブル” 新幹線運休続く【スーパーJチャンネル】(2024年1月23日)

あす始発から再開目指すも“架線トラブル” 新幹線運休続く【スーパーJチャンネル】(2024年1月23日)

あす始発から再開目指すも“架線トラブル” 新幹線運休続く【スーパーJチャンネル】(2024年1月23日)

■“架線トラブル”新幹線運休続く

 止まってしまった新幹線の車内の様子。その窓にはクモの巣状にひびが入ってしまっています。

止まった新幹線に乗っていた撮影者
「一瞬だったのでちょっとびっくりして」

 撮影した人は住んでいる金沢市から東京に向かっていた途中だったといいます。

止まった新幹線に乗っていた撮影者
「何かが落ちてきて3秒くらいで多分、ブレーキが掛かったので緩やかに進んでいったが、その時に脱線したような感じで傾いて、停車すると同時ぐらいに停電になって」

 突然、“止まってしまった”新幹線。広範囲に長時間もの間、止まった原因は何だったのでしょうか。

 JR東日本によりますと、23日午前10時ごろ、東北新幹線の上野駅と小山駅、上越・北陸新幹線の上野駅と熊谷駅間で停電が発生しました。

 この新幹線が止まったのは上野駅と埼玉県の大宮駅の間で、大宮駅から直線距離で約2キロメートルの位置です。埼玉県の大宮駅近くでは線路上の新幹線から利用客が急きょ、高架下へと降りました。

新幹線を降りた乗客
「10時前にガタンと止まりました。すぐに停電で止まりましたとアナウンスがありました。車内が暑くなりましたが仕方ないかなと」

 金沢駅では、被災地で復旧にあたっていた人もいました。

被災地から帰る人
「輪島の方に行かせてもらっていて、1週間、災害関係で対応して帰るところ。インフラ関係の調査というか、復旧に向けての最初の確認で調査をした」

 仙台市から東京に向かっていた人は宮城県にある白石蔵王駅で止まったため、車内からホームに出ることができたといいます。

止まった新幹線に乗っていた撮影者
「慌てて荷物をまとめて降りた方もいますし、皆さん用事があったり仕事があったりしたので1回外に出てから電話した方もいらして、自分自身も初めての経験だったので、今もびっくりしています」

 JR東日本によりますと、復旧のめどは立っていないとしていますが、始発の運転再開を目指して作業を進めるとしています。

 そんななか、新幹線の復旧作業を行う男性作業員2人が感電し、搬送されました。

 さいたま市消防局などによりますと、午後3時前、JR東日本の協力会社の男性社員2人が感電し、50代の男性が重傷、40代の男性が軽傷です。

 2人はさいたま市内の病院に搬送され、手当てを受けています。
[テレ朝news] https://news.tv-asahi.co.jp/a>

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