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支援が必要な人 2次避難は 地震直後の出産 元気な産声【スーパーJチャンネル】(2024年1月16日)
被災地では高齢者や妊婦など支援が必要な人たちの2次避難が進められています。そんななか、命をつなぐため奮闘する病院を取材しました。
■妊婦の受け入れ“トイレ問題”
2次避難する女性(75)
「なんとかここまでたどり着いたという感じです。うれしいです」
2次避難先に向かう女性は何度も“安堵の涙”をぬぐいました。2次避難が進むなかには、高齢者や障害者、妊婦など支援が必要な“災害弱者”と呼ばれる人たちがいます。
2次避難する女性(79)
「じいちゃんは認知症なの。全然分からなくて困ってます。それが一番の悩み」
被災地では、妊婦の受け入れが困難になっています。石川県中能登町から七尾市の病院に診察に来た30代の妊婦。地震があった夜は車中泊し、翌日は実家近くの避難所で30人から40人で過ごしました。
医師
「トイレはどうでした?」
妊婦
「避難所では使うの抵抗あったのでトイレの度に実家の方まで母親に運転してもらって戻っていた」
医師
「(トイレ)近くなるから水分を控えたりしたでしょう」
妊婦
「その時まだ飲み物もなかった。取りたかったが…」
妊娠中はいつもより水分を補給することが大切だと言われています。
医師
「食事は?」
妊婦
「食事もお菓子とかミカンとかすぐ食べられるもので偏ってて…」
彼女は金沢市への避難を選びました。しかし…。
妊婦
「生活環境が変わってストレスもどんどんたまっていって、中能登の断水が解消したのでそのタイミングでこっちに戻ってきた」
医師
「かなりのストレスで症状が出ている感じですね。切迫流産という病名になります。流産したら危ないから治療しましょう」
七尾市の恵寿総合病院では、被災した今も妊婦を受け入れ続けています。
恵寿総合病院 産婦人科 新井隆成医師
「能登に5つの分娩(ぶんべん)取り扱い施設があったが、そのうち3つが分娩を取り扱えなくなってしまいました」
そんな状況のなか、地震発生直後、こちらの病院に妊婦が向かったのです。すでに陣痛が始まっていました。
■地震直後の出産 元気な産声
恵寿総合病院 産婦人科 新井隆成医師
「搬送ではなく自力で来られた。その時、搬送は不可能でした」
妊婦は道路が地割れした被災地の病院を目指し、なんとかたどり着いたのです。しかし、産科病棟は物が散乱し使用できません。医師らの判断は、本館にある手術室での分娩でした。そして…。
看護師
「お嬢さんね」
医師
「お母さんのとこに」
多くの人の命が奪われた震災。その一方で、新しい命が誕生しました。地震の翌日のことでした。こちらの病院では地震以来、5人の赤ちゃんが誕生しています。
[テレ朝news] https://news.tv-asahi.co.jp/a>
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