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風をよむ 2024年 世界のリスク 米大統領選は・・・戦争の行方は…【風をよむ】サンデーモーニング|TBS NEWS DIG
今年2024年、日本は元日から、能登半島地震、翌日には飛行機事故と大きな出来事が続きました。では今年、世界にはどんなリスクが待ち受けているのでしょうか。
■世界の10大リスク
いまだ終わりの見えない戦争で幕を開けた2024年。今年も、世界を様々なリスクが覆っています。
ユーラシアグループイアン・ブレマー社長(8日)
「私たちは3つの戦争に直面している。ロシアとウクライナ、イスラエルとハマス、そしてアメリカは自分自身と戦っている…」
そう語ったのは、リーダー不在の世界を「Gゼロ」と名付けるなど、著名なアメリカの国際政治学者イアン・ブレマー氏。
2023年12月には、彼が設立した調査会社ユーラシアグループが日本で国際会議を開き、岸田総理も参加。そして年明け8日に、恒例の「今年の10大リスク」を発表しました。
■企業リスク・・・気候変動・・・インフレ・・・
10位にランクされたのは、「アメリカでの企業リスク」。
近年、保守派とリベラルの分断が深まる中、性的マイノリティを、企業が広告に起用することに、保守派が反発するなど、人権を巡る考え方の違いなどが、ビジネスにリスクをもたらすとしています。
第9位は、太平洋の海面水温が高くなる「エルニーニョ再来」。
スペイン(去年6月)「とてもとても暑い。日陰があるだけでありがたい。あまりにあつくて5分も歩けない」
2023年、世界の平均気温は観測史上最高を記録。こうしたことを踏まえ、エルニーニョ現象がもたらす異常気象により、食糧難や水不足などが悪化すると予測します。
さらに2023年、アメリカのペンシルベニア州などで起きた、若者らによる略奪行為。急激なインフレで社会不安や、政情不安が高まるとして、第8位に「インフレによる経済的逆風」があげられました。そして…
■レアアース中国権威主義国家
いまや世界的に普及が進むEV=電気自動車。そのバッテリー製造に欠かせないのが、リチウムなどのレアアースです。
第7位は、こうした「重要鉱物の争奪戦」。世界が貴重な資源確保に躍起となる中、中国は世界のレアアース産出量の7割を占めるとされ、日本も中国に多くを依存しています。
その中国の景気低迷が政治不安を招くことを懸念したのが、第6位の「回復しない中国」。
そして第5位はロシア、北朝鮮、イランが連携し、国際舞台で破壊的行動をとり、世界の安定を揺るがすことを「ならず者国家の枢軸」と銘打って不安視しています。
■AI・・・ウクライナ情勢・・・
そして第4位が…
ゼレンスキー氏の偽動画
「ウクライナ兵は銃を置いて、家族の元に帰ることをすすめます」
これはAIによって作られたとみられる、フェイク動画。強力なAIが政府のコントロールを超えて普及し、悪用される可能性が高いとして「AIのガバナンス欠如」が4位に上げられました。
専門家は、生成AIによって作られる偽情報が、アメリカの大統領選に混乱をもたらす危険性を指摘します。
前嶋和弘教授・上智大学(現代アメリカ政治)
「今年の大統領選挙は“生成AI選挙元年”におそらくなる。生成AIが選挙の広告に頻繁に使われることになる。有権者にとっては本物かどうか分からない、そういう状況になる」
そして、リスクの第3位は、衝撃的ともとれる内容。「ウクライナの分割」でした。
2024年、ロシアはウクライナの領土をさらに獲得するかもしれず、早ければ2025年にもウクライナが戦争に敗北する可能性があると予測。その理由にウクライナの兵力増強が困難なことや、アメリカの支援低下などを挙げています。
■混迷の中東・・・米大統領選挙の行方・・・
そして第2位は「瀬戸際に立つ中東」。
イスラエルとハマスの戦闘には、アメリカやイランも関係しており、現在の戦闘は今後拡大する第一段階に過ぎないとしたのです。
そしてリスクの第1位は…
トランプ氏(6日)
「この選挙はアメリカを救う最後のチャンスだ」
バイデン大統領(8日)
「敗者は負けたら譲歩することを教わる、彼(トランプ氏)は敗者だ」
「アメリカの敵はアメリカ」。今年11月に行われるアメリカ大統領選挙。バイデン氏、トランプ氏、どちらが勝っても、アメリカの分断がより進み、アメリカが、世界が大きなリスクにさらされるとしています。
前嶋和弘教授・上智大学(現代アメリカ政治)
「アメリカの分断というのは、世論が真っ二つに割れる、議会も真っ二つに割れるという形です。アメリカの議会が止まると、気候変動対策、ウクライナへの支援、そして台湾支援、これも止まってしまう訳です。アメリカの分断は世界に大きな影響をもたらす」
今回、世界に警鐘を鳴らした10大リスク。それは現実のものとなるのでしょうか。
(「サンデーモーニング」2024年1月14日放送より)
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