ロシアが原発で爆発テロ計画反乱のワグネル関連性は(2023年7月1日)

ロシアが原発で爆発テロ計画反乱のワグネル関連性は(2023年7月1日)

ロシアが原発で爆発テロ計画?“反乱のワグネル”関連性は?(2023年7月1日)

日本時間5月1日午後7時すぎ公開、ウクライナのゼレンスキー大統領はSNSでザポリージャ原発の危機を改めて訴えました。

ウクライナ ゼレンスキー大統領
「ザポリージャ原発に地雷を仕掛けられているのは事実です、ロシアは爆破する予定があると情報筋から聞いた」

現地では緊張が高まっています。

ウクライナ(ICTV)女性アナウンサー
「占領者らはおそらく、7月5日にザポリージャ原子力発電所へのテロ攻撃を実行したいと考えている」

7月5日に、原発へのテロ攻撃の可能性があると、警戒をよびかけるアナウンサー。ウクライナ国防省は、ザポリージャ原発からロシア軍が退避を始めていて、一部の職員には、7月5日までに退避するよう勧告が出されていると発表しました。

ゼレンスキー大統領
「ロシアはザポリージャ原発への攻撃のシナリオをテロリストと共有し承認している」

退避の動きは、ロシア軍による原発の爆破計画の一環だとみてウクライナ側は警戒を強めています。そんな中、日本時間6月30日に公開されたザポリージャ州の映像。爆発音、そして立ちこもる黒い煙…原発の周辺地域では、連日、原発への攻撃に備えた訓練が行われています。サタデーステーションはザポリージャ市に住むマキシムさんに、話を聞くことができました。

ザポリージャ市在住 マキシムさん
「ロシア側はまだ、完全に原発を離れたわけではないと思います」

Q、テロ攻撃が想定される7月5日について何か聞いていますか?

ザポリージャ市在住 マキシムさん
「私もその話を聞きました。住民はまさに今、緊張した状態にあります。原発事故を想定したさまざまな放射線訓練が行われています。人々は特別な化学防護服を着ており、水を積んだトラックがあり、車を洗浄する装置があり、特別な液体をかけられました。妻のほうが緊張しています。家族のことをとても心配しています」

一方、ロシア側は、原発からの退避について否定しています。専門家は…

防衛省 防衛研究所 高橋杉雄氏
「ザポリージャ原発に何かの問題を起こして、ウクライナ側の足を止めようとしている可能性は否定できない。ロシア側が撤退するなり、カホフカダムを破壊したように」

今と同じように、ウクライナ軍が反転攻勢を強めたことは、一か月ほど前にもありました。その時起きたのが、ヘルソン州カホフカ水力発電所のダムの決壊です。

防衛省 防衛研究所 高橋杉雄氏
「ダムはロシア側が破壊した可能性が非常に高い。ダムまで破壊した以上、原発についても聖域ではないのじゃないか。ウクライナが反転攻勢に出てしばらくの間は苦戦していたが、ちょうどプリゴジンの反乱がそのタイミングと重なって、ウクライナはロシア側の圧力をほぼ受けずに立て直しをすることができた」。

今回のザポリージャ原発をめぐる動きに影響を与えたのでしょうか。先週、ロシアの民間軍事会社ワグネルの創設者であるプリゴジン氏が、ロシア政府への反乱を表明。軍事施設を占拠し、首都モスクワに向けて進軍する動きを見せましたがベラルーシのルカシェンコ大統領の仲介もあっておよそ12時間で進軍を中止しました。

ロシア民間軍事会社ワグネル創設者 プリゴジン氏
「ロシア兵の血を流したくなかった進軍はクーデターを起こすためではなく抗議を示すためだった」

反乱の目的は、国を転覆させるためではないと主張するプリゴジン氏。6月26日に投稿した音声には…

ロシア民間軍事会社ワグネル創設者 プリゴジン氏
「当局の決定により7月1日にワグネルは消滅することになっているが誰もがロシア国防省との契約することに賛成していない」

“消滅”というのは、国防省と契約を結んでロシア軍の指揮下に入ることを指しますがワグネルはこれを拒否しています。

米CNN 女性キャスター
「プリゴジン氏による反乱を受けてプーチン大統領は自らの威厳を復権させようとしています。軍隊との関係を改善し、権威を再確立したいように思えます」

アメリカのCNNはプーチン大統領がロシア軍の兵士たちに新しい制服やボーナスを支給するなど関係改善を図る動きを報じています。ワグネルの兵士は5万人にいるとされ、その多くは刑務所から勧誘した囚人ばかりです。5月には、ロシア正規軍に先だってバフムトを制圧するなど最前線で活動していました。ワグネルが最前線から撤退したことでウクライナ軍がほぼ主導権を握ったという報道も出ています。ただ、ワグネルの兵士たちは一枚岩ではないようです。

人権団体「グラグ・ネット」代表 ウラジミール・オセチキンさん
「反乱が始まった当初、ワグネルに関わりたくない、兵士から数十件の問い合わせがありました」

こう話すのは、ワグネルから逃れてきた兵士たちを支援するオセチキンさん。助けを求めてきた兵士の多くは反乱の意思がないのに、その事実を隠され、反乱に加担させられたと云います。

人権団体「グラグ・ネット」代表 ウラジミール・オセチキンさん
「ワグネルを離れるのが怖い、このまま関わっているのが怖いと司令官の命令に従わない場合は殺されると分かっていたからです」

ワグネルは反乱後も兵士を募集。その動向が注目されています。ベラルーシの首都ミンスクの南東にある軍事基地には、ここ2週間でテントのようなものが300以上確認されています。

ベラルーシ ルカシェンコ大統領
「ワグネルの教官がベラルーシに来て戦闘の経験を伝えてくれるなら自分たちはそれを受け入れるつもりです」

ウクライナのゼレンスキー大統領はベラルーシとの国境付近の軍事態勢を強化する方針を明らかにしています。ワグネルトップのプリゴジン氏は今どこに潜伏しているのでしょうか?

6月24日にロシア南部・ロストフ州で姿を見せたあと6月27日にはベラルーシにいるとルカシェンコ大統領が伝えています。しかし、2日後の6月29日には、ロシアのサンクトペテルブルクのヘリポートを歩くマスク姿のプリゴジン氏とみられる男性の姿を地元メディアが報じています。その後、プリゴジン氏のプライベートジェットは6月30日にモスクワからサンクトペテルブルク、1日はベラルーシへ移動しています。その後、消息は分かっていません。

サタデーステーション 7月1日OA
[テレ朝news] https://news.tv-asahi.co.jp/a>

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