13年前に高2生徒ナイフで殺害　初公判で元少年「複数回刺したことは間違いないが殺すつもりはなかった」神戸地裁｜TBS NEWS DIG

13年前に高2生徒ナイフで殺害　初公判で元少年「複数回刺したことは間違いないが殺すつもりはなかった」神戸地裁｜TBS NEWS DIG

13年前、神戸市で高校2年の男子生徒をナイフで刺して殺害した罪に問われている当時17歳だった男の裁判員裁判が始まり、男は殺意を否認しました。

起訴状などによりますと、2010年、当時17歳だった男（30）は神戸市北区の路上で、高校2年生（当時16）だった堤将太さんの首などをナイフで複数回刺し殺害した罪に問われています。

男はおととし8月に逮捕されましたが、犯行当時17歳だったため実名を公表しないなど、少年法が適用されました。神戸地検は男を鑑定留置し、去年1月、起訴しました。

初公判で男は「複数回刺したことは間違いないが、殺すつもりはなかった」と殺意を否認。弁護側は「犯行当時、幻聴が聞こえていて通常の精神状態ではなかった」などと主張しました。

一方、検察は冒頭陳述で、「複数回刺せば死亡すると分かっていて、完全責任能力があった」と指摘しました。

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