ガザ地区へのイスラエルの攻撃 「虐殺行為」南アの非難にネタニヤフ首相「偽善」(2024年1月12日)
ガザ地区へのイスラエル軍の攻撃について国際司法裁判所で審理が始まり、提訴していた南アフリカが「虐殺行為」だと非難しました。
オランダ・ハーグにあるICJ(国際司法裁判所)で11日、イスラエルに対してガザ地区への攻撃停止を求めて南アフリカが提訴していた訴訟の審理が始まりました。
南アフリカの代表はイスラエルの攻撃を「虐殺行為」だと非難し、ジェノサイド条約に違反するとして、ICJに対して軍事作戦の停止をイスラエルに命じる暫定措置を取るよう求めました。
南アフリカの代表
「日々パレスチナ人の生命、財産、尊厳、そして人間性が取り返しがつかないほど失われている」
これに対してイスラエルのネタニヤフ首相は声明で、南アフリカの主張は「偽善」だと述べ、「イスラエルはジェノサイド(大量虐殺)と戦っているのに、逆にジェノサイドだと非難されている」と主張しました。
そのうえで、イスラエルは「完全勝利」を達成するまで自衛権を行使し続けると改めて表明しました。
12日の審理では、イスラエルの代表が弁論する予定です。
[テレ朝news] https://news.tv-asahi.co.jp/a>
コメントを書く