珠洲市内で避難生活続く いまだ断水で衛生環境に懸念 能登地震(2024年1月8日)
震源地に近い珠洲市では、地震や津波の影響で、今も多くの人が自宅に戻れず、避難生活を強いられています。避難所となっている小学校から報告です。
(松本健吾記者報告)
こちらの避難所には今もおよそ300人が避難生活を続けています。
玄関では、先ほどまで炊き出しが行われ雑炊が振る舞われていました。
避難している人にお話を伺ったところ、最初は「食料」が心配だったが、今は十分な支援物資が届いているということです。
その一方で、全員が口をそろえて話していたのが、「水」の問題です。
この地域では今も、電気が通っておらず、断水が続いています。
飲み水はありますが、シャワーやトイレを流すための水がありません。
仮設トイレの数も十分とは言えない状態が続いています。
水が使えないため、1週間同じ服を着ているという人もいました。
今、避難している人の多くは、避難生活の「長期化」に備え、水道の復旧など、衛生環境の改善を求めています。
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