海底に落下の観光船 今夜にも船上に引き揚げへ(2022年5月26日)
北海道・斜里沖で海底に落下した観光船は、26日夜にも船の上に引き揚げられる予定です。作業が進む現場上空から報告です。
(依田英将アナウンサー報告)
ウトロ漁港から西に11キロの付近です。今まさに作業船「海進」が「KAZU1」の引き揚げに向けて作業を進めています。現場海域は、25日以上に穏やかです。
KAZU1は24日、斜里沖に向けて曳航(えいこう)されている途中でベルト2本が切れ、沈没した深さ120メートルよりさらに深い182メートルの海底に沈みました。
ロボットアームが付いた無人潜水機で、KAZU1につり上げのためのフレームを取り付ける作業は終了しました。
26日午後からは、KAZU1を海面近くまでつり上げ、作業船の横に固定します。
その後、およそ7.5キロ離れた水深の浅い海域に移動して、作業船の上にある台座に引き揚げるとしています。
海保によりますと、引き揚げは深夜までかかる見通しだということです。
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