藤井聡太八冠 王将戦への意気込みと被災地へコメント(2024年1月6日)
今年初めての将棋のタイトル戦。藤井聡太八冠（21）に菅井竜也八段（31）が挑戦する「王将戦」が7日から栃木県で開幕するのを前に、2人は能登半島地震にも触れつつ、意気込みを語りました。
藤井聡太八冠
「1月1日にあった能登半島の地震、能登半島には大きな被害が出ている。まずはご被災された方にお見舞い申し上げたいと思います」
「防衛戦という形にはなりますけど、タイトル戦が始まってしまえば、タイトルホルダーとか挑戦者という立場の違いはありませんので、一局一局頑張っていきたいと思っています」
王将戦七番勝負の第1局は7日午前9時から大田原市の「ホテル花月」で始まります。
将棋界初の八大タイトル独占を達成した藤井聡太八冠に挑む菅井竜也八段はかつての「王位」で、平成生まれ初のタイトルホルダーとして知られる強豪です。
菅井竜也八段
「少しでもいい将棋を指して、将棋を通して力に変えてもらえたらと思いますけど」
「今、振り飛車が苦しいと言われている時代ですけど、十分通用するんだぞっていうところを結果で示したいと思っています」
一方、藤井八冠は2020年の棋聖戦から去年の竜王戦までタイトル戦を19連勝中で、今回防衛すれば大山康晴さんと並んでいたタイトル戦最長連勝記録を更新する20連勝となります。
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