「会合費などで適切に処理と」安倍派幹部ら 政治資金巡り特捜部の聴取に(2023年12月31日)
自民党の派閥の政治資金を巡る事件で、安倍派の幹部らが東京地検特捜部に、「キックバックは会合費などとして適切に記載されていると思っていた」という趣旨の説明をしたことが分かりました。
関係者によりますと、安倍派ではパーティー券の販売ノルマを超えた収入が議員側にキックバックされ、収支報告書に記載されていない疑いがあります。
その後の取材で安倍派の幹部らが特捜部の任意聴取に対して、「キックバックは会合費や渉外費として適切に記載されていると思っていた」という趣旨の説明をしたことが分かりました。
いずれも不記載への関与を否定しているということです。
特捜部はこれまでに安倍派の幹部6人のほか、派閥を取り仕切る事務総長を務めた経験がある下村博文元政調会長からも任意で事情を聴いていて、詳しい経緯などについて調べているものとみられます。
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