“買いだめ” “代替食材”で生活防衛も…鍋シーズン到来も野菜高騰(2023年10月13日)

“買いだめ” “代替食材”で生活防衛も…鍋シーズン到来も野菜高騰(2023年10月13日)

“買いだめ” “代替食材”で生活防衛も…鍋シーズン到来も野菜高騰(2023年10月13日)

鍋に欠かせない野菜の価格が高騰しています。

東京都内にあるちゃんこ鍋店。お店が活気づく一方で、“価格高止まり”の波は容赦なく打ちつけます。前後に“リュック姿”での買い出しは、開店前の社長の日課だそうです。大きなリュックから取り出したのは大量の野菜です。
ちゃんこ部屋・吉田孝至社長:「一時期は(仕入れ業者に)頼んでたことがあるけど、高いし。自分で買いに行ったほうがいいなと」

3倍に膨らんだ仕入れ値。13日に日銀が公表した調査によりますと、今の物価高、1年前と比べて「かなり上がった」と答えた人が約7割と比較可能な2006年9月以降、最も高い水準となりました。

物価の高騰は、年金生活に重くのしかかります。
年金受給者(80代):「買いだめをするとか、特売のスーパーに買いに行ったり、買いに行くのは私なんです。(チラシに)丸をつけて妻が、私に渡してくれるもんですから。(Q.野菜が高くなったので)あんまり聞いたことない種類の野菜を買ってきてくれとか」

記録的な猛暑の影響は、いまだに続いています。
ベニースーパー佐野店青果担当・藤原弘明さん:「特徴としてはずっと高相場で来ていて、8月中ごろくらいから。変動が激しいので、値段を簡単に変えられない」

ねぎ・白菜・大根などの野菜の価格も、6月ごろから上昇し続け、高値を維持しています。この日、店側も、大赤字を覚悟して、白菜は、通常よりも100円以上の値下げです。
利用者:「きょう買うつもりじゃなかった。白菜はいつも高いけど、振り返ったときに77円、手に取ってしまいました。チャンスです。できれば、もう1個買って、実家にって。お肉よりも高級かな、お鍋のほうが」

さらに、“代替作戦”で、食費を押さえる工夫もしています。
利用者:「お肉の添え物にキャベツじゃなくて、じゃがいも。ネギも1本199円で高いので、代わりにニラを」
[テレ朝news] https://news.tv-asahi.co.jp/a>

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