名物の筆型看板が盗まれる 京都の老舗書道用具専門店(2023年12月30日)
江戸時代に創業した京都の書道用具専門店で80年以上、軒先に掲げられてきた筆型の看板が盗まれていたことが分かりました。
盗難被害に遭ったのは京都市中京区にある筆や硯など書道用具の専門店「香雪軒」です。
店の前につるしていた、長さおよそ1メートルの筆の形をした看板が26日の夕方、何者かに盗まれました。
看板は80年以上前から店のシンボルとして親しまれてきた物で、店は警察に被害を届け出ました。
香雪軒5代目店主 長岡輝道さん
「あぜんというか、毎日の(看板の)出し入れの仕事もなく寂しい思い。一日も早く返していただきたい。うちの看板というか、目印なので」
香雪軒は武者小路実篤や谷崎潤一郎ら文人も筆を求めて通った店として知られています。
7月には、東におよそ40メートル離れた老舗書店で、およそ130年前に作られた看板が盗まれる被害があったばかりです。
[テレ朝news] https://news.tv-asahi.co.jp/a>
コメントを書く