年末前に…思わぬ高額査定で買い取りも 仏壇“おりん”驚きの70万円 客「夢かと」【もっと知りたい!】【グッド!モーニング】(2023年12月28日)

年末前に…思わぬ高額査定で買い取りも 仏壇“おりん”驚きの70万円 客「夢かと」【もっと知りたい!】【グッド!モーニング】(2023年12月28日)

年末前に…思わぬ高額査定で買い取りも 仏壇“おりん”驚きの70万円 客「夢かと」【もっと知りたい!】【グッド!モーニング】(2023年12月28日)

 クリスマスを過ぎて、贈り物などを買い取り査定に出す人が増えています。年末のお小遣い稼ぎのつもりが、思わぬ高額査定につながった人もいました。

■クリスマスに思い出整理…元カレの贈り物

 クリスマス当日、多くの女性が「買取大吉 新宿東口店」にやってきます。

会社員(30代)
「(Q.ティファニーのキーネックレスですね?)頂きものなんですけど」
「(Q.売却して大丈夫ですか?)本当は良くないと思うけど」

 以前、付き合っていた男性からプレゼントされたネックレスだそうです。

会社員(30代)
「きれいにとっておいたら、ちょっと高く売れるかなと思っていた」

 査定の結果は…。

査定員
「こちらの地金は金でできているので、5万5000円で買い取りさせて頂ければと思うが」
会社員(30代)
「それくらいいってくれたらありがたいと思っていたので。もらった物って家にあると、その人のことを思い出すので。言っちゃアレですが、すっきりする」

■高級バッグに違和感「臭いと縫い目が…」

 続いてやってきたのは、20代の女性です。

20代
「かばんを見て頂こうかなと」
「(Q.よく買い取り店行かれます?)歌舞伎町で働いているので、出勤前に通りかかって」

 女性が持ってきたのは、男性客からプレゼントされたという高級ブランド「ディオール」のバッグ。10年以上査定をしている森祐太郎さんは、かばんを開けた瞬間に違和感を覚えました。

森さん
「取り扱いできないかも。臭いと縫い目が粗いんです」

 接着剤のような臭いに加えて金具の質感から、コピー品の可能性があると判断しました。

森さん
「こちら、当店の基準に至らないので、値段がつけられない」
客(20代)
「偽物ってこと?ビックリです。しょうがないなって感じです」

■査定員が見抜く偽物「声が聞こえる」

 年末ということもあり、普段の2倍ほどの客が来ている買い取り専門店。オフィスには、山のような段ボールが積まれています。

本部卸事業部 山崎慎太郎本部長
「2億円前後の金額の商品が、一日にここに入ってきます」

 毎日3000点~5000点の商品をすべて査定していて、なかには達人査定員も…。

山崎本部長
「ここは真贋(しんがん)をブランド品の。彼は経験の長いプロフェッショナルで、0.5秒でほぼ判別してます」

達人査定員
「(Q.見分けるポイントは?)なんでしょう。慣れすぎてて。感覚です。声が聞こえるみたいな。感覚すぎて、説明が難しいんです。金属みたいなところが、ちょっと分かりやすい。偽物と本物の質が違ってくるので」

■実家を整理…大掃除で発見した時計はいくら?

 年末の大掃除で出た不用品を売りに来る客も多いようです。

森さん
「時計が5点ですね」
会社員(50代)
「両親がいなくて実家を整理していて、色んな所を開けたら、ポロポロと出てきたので。できれば、忘年会1回分くらいになれば。3000円とか、5000円とか」
森さん
「(Q.どうですか?)金時計です。裏に刻印もあるので金。ホワイトゴールドですね」

 男性は東北にある実家を数年間行き来して、整理を続けてきたといいます。希望買い取り価格は5000円ですが、結果は…。

森さん
「全部合わせて6万5000円で買い取りさせて頂きます」
会社員(50代)
「そんなにですか」
森さん
「金額には満足頂けましたか」
会社員(50代)
「大幅に満足です」

 金の相場が高騰する今、その恩恵を受けたようです。

■驚きの70万円!リサイクル寸前…仏壇のおりん

 取材を続けていると、うれしい驚きも…。会社員が取り出したのは、木の箱です。

会社員(20代)
「祖母が施設に入る関係で、ちょっと家で色々整理をしていたところ」
査定員
「おりんですかね」

 箱から出てきたのは、仏壇などに置くおりん。しかも、黄金に輝いています。

会社員(20代)
「(祖母が施設に入るのが)年明けなんで、年末のタイミングでちょっと片付けてって感じですね。他の物とか、金っぽいのもあったんですけど、ダメそうな物はもう全部リサイクルしちゃった。これは箱とかも付いてたんで、いけんじゃないかなみたいな」

 すぐに金なのかを調べます。結果は、男性が持ってきたのは「本物の金」であることが判明しました。当初、数万円ほどになればいいと思っていましたが…。

査定員
「買い取り金額ですね、70万5000円お付けすることができます」
会社員(20代)
「マジですか。良かった。リサイクルしようかなって。えーちょっと待って。ちょっと、まだあれですね。夢なんじゃないかな。いや、ちょっとヤバいっすね。7…70万円って、どうしようかな。一回、母親に(相談する)さすがに僕だけで決められないんで」

 お金はおばあちゃんを含めた食事会など、思い出作りに使うことを検討しているそうです。

(「グッド!モーニング」2023年12月28日放送分より)
[テレ朝news] https://news.tv-asahi.co.jp/a>

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