損保大手4社に金融庁が業務改善命令 企業向け保険でカルテル疑惑(2023年12月26日)
損害保険大手4社による企業向け保険のカルテル問題を巡り、金融庁は4社に業務改善命令を出しました。
鈴木金融担当大臣
「大手損保4社に対して保険業法に基づく業務改善命令を発出しました」
大手損保の東京海上日動、損害保険ジャパン、三井住友海上火災保険、あいおいニッセイ同和損害保険の4社は企業向けの火災保険で事前に価格調整を図ったとされています。
鈴木大臣は、問題の背景について「火災保険（事業）が大幅な赤字となるなか、営業担当者が利益の増加を強く求められていた」などと指摘しました。
そのうえで、「不適切な行為が広く反復継続して行われていて、悪質性は高い」と厳しく批判しました。
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