マッチングアプリ使い“ぼったくりバー”誘い出す 「抹茶ハイ」で30万円請求(2022年10月7日)
マッチングアプリで女性従業員を男性と会わせ、東京・歌舞伎町の無許可営業のバーで接客させたとして、バー経営者の男が逮捕されました。警視庁には、このバーに関するぼったくりの苦情が多数寄せられていて、男性はおよそ30万円を請求されたということです。
新宿区・歌舞伎町のバー「R」の経営者・得地一輝容疑者(26)は9月、マッチングアプリを使って21歳の女性従業員を24歳の男性と会わせて店に誘い込ませ、接客させた疑いが持たれています。
警視庁によりますと、店の男性従業員がアプリで女性を装って男性と連絡を取り、待ち合わせ場所には女性従業員が行って「良い店がある」などと男性を店に誘い込んでいました。
男性は店側から「5000円で飲み放題」と説明を受けて飲み始め、女性従業員は従業員であることを隠してマッチングアプリで出会った女性を装い続け、1杯2500円の酒の入っていない「抹茶ハイ」などの注文を繰り返しました。
そして、店は「女性が頼んだ分は別料金」として男性におよそ30万円を請求しました。女性従業員は「私も親に連絡してお金を用意してくる」「ATMでお金を下ろしてくる」などと言い、店を出たまま、戻らなかったということです。
女性従業員はその後、請求金額の15%程を報酬として受け取っていました。
警視庁には、この店に関するぼったくりの苦情が30件以上寄せられているということです。得地容疑者は取り調べに対し、「今は話したくない」と供述しています。
[テレ朝news] https://news.tv-asahi.co.jp/a>
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