ゴーン元会長の側近だったケリー被告側が控訴「私は全て無罪」
日産の元会長カルロス・ゴーン被告の報酬を有価証券報告書に少なく記載した罪に問われ、きのう、執行猶予付きの有罪判決を言い渡されたグレゴリー・ケリー被告側が先ほど控訴しました。
日産の元代表取締役、グレゴリー・ケリー被告(65)は、元会長のカルロス・ゴーン被告(67)と共謀し、2017年度までの8年間のゴーン被告の役員報酬について、有価証券報告書に91億円あまり少なく記載した罪に問われています。
きのう、東京地裁はケリー被告に対し、懲役6か月、執行猶予3年の有罪判決を言い渡しましたが、起訴内容の8年分のうち7年分については無罪としていました。
関係者によりますと、ケリー被告の弁護人がきょう付で、東京高裁に控訴したということです。ケリー被告は判決後のコメントで、「裁判所が、大半につき無罪としたものの、1年分についてだけ有罪としたことは理解できません」「私は全てについて無罪です」と主張していました。
(04日15:37)
コメントを書く