フリマ・グッズ交換…デジタル世代も困る 30年ぶりに郵便料金値上げへ【報道ステーション】(2023年12月18日)
総務省は18日、来年の秋をめどに郵便料金を値上げする方針を発表しました。はがきは、現在の63円から85円に、手紙などの定型郵便も84円から110円になる見込みです。
年賀状を投函した人:「63円が85円に上がるんですよね。金額も絞ってやっていこうかなと」
これまで消費増税で、数円の改定はあったものの、値上げとなれば、約30年ぶりのこと。背景にあるのは“時代の変化”です。
郵便物の数は、ピークだった2001年度から毎年減少。今年発表のデータでは、1日平均1通以下しか投函されない郵便ポストは、全国の4分の1に上ります。人件費や燃料費などの高騰も重なり、昨年度、郵政民営化以降、初めて赤字となりました。
手紙というとアナログに聞こえますが、影響は、デジタルネイティブ世代にも及びそうです。
20代:「(Q.84円、94円で発送できてたものが110円に値上がる)えー、そうなんですか。100円でも節約したいときは、郵便局で発送しています」
実は、フリマアプリやSNSを通じて、趣味のカードなど、商品のやり取りをする際、送料を節約するために“定型郵便”が広く使われているそうです。
20代:「10円ならまだしも20円?。(Q.何に使っている)グッズの交換。1回で20件、発送することがあって、それを考えると(来年)秋以降は、どうしようかなって」
[テレ朝news] https://news.tv-asahi.co.jp/a>
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