新天地ドジャースで二刀流復帰は? 大谷執刀医が明かす「来季中にも…」【スーパーJチャンネル】(2023年12月15日)
ドジャースに移籍した大谷翔平選手が、日本時間15日の入団会見で「優勝に欠かせない存在になる」と語りました。こうしたなか、大谷選手の手術をした医師が「来シーズン中にも投げられるようになる」と明かしました。ドジャース最初のシーズンで、二刀流は見られるのでしょうか。
■大谷の打者復帰は春のキャンプ?
まずは、打者としての復帰です。大谷選手は入団会見で「もう素振りを始めている」と自ら説明しました。また、復帰への経過は順調で「若干、早いくらい」と話していました。
今後のドジャースのスケジュールですが、2月中旬にアリゾナ州でキャンプ、2月23日からのオープン戦を経て、日本時間3月20日に開幕戦を迎えます。大谷選手は「キャンプ・オープン戦のスプリングトレーニングでゲームに入る準備ができていれば、開幕に打者として間に合うだろう」としています。
ですから、大谷選手がキャンプ・オープン戦でバッターボックスに立つ入っている姿が見られるかもしれないというわけなんです。
では、投手・大谷はいつ見ることができるのでしょうか。大谷選手の執刀医ニール・エルアトラッシュ氏がそれをひも解く貴重な証言をしています。エルアトラッシュ氏は地元紙・ロサンゼルス・タイムズの取材に応じ、「来年9月には実戦形式の練習で登板できるだろう」と話しました。
■大谷“二刀流”復帰は2024年シーズンにも?
この執刀医の発言をどう見ればいいのでしょうか。慶友整形外科病院の古島弘三副院長に聞きました。
来年9月はちょうど大谷選手の手術後1年にあたります。通常であれば、1年経つと「全力投球」が許可されるそうです。そこから2~3カ月の調整を経て、試合で投球することができるようになるとのことです。
来年9月以降のMLBのスケジュールは、レギュラーシーズンを勝ち進んだチームが10月からのポストシーズンに進み、そこで勝ち上がったチームがワールドシリーズに進出できます。
古島副院長は「全力投球を許されてから、最短2カ月の調整で試合で投げられるようになる」としています。もしかしたら、11月のワールドシリーズで大谷選手がマウンドに立って、投げる姿が見られるかもしれません。
と、お伝えしてきましたが、大谷選手のファンとしては、体が一番だと思うので無理しないでほしいところではあります。古島副院長は「再びけがをしないように、しっかりと調整を重ねて、本格復帰は2025年シーズンになるだろう」と話していました。
(スーパーJチャンネル「newsのハテナ」2023年12月15日放送)
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