フグが“冬の目玉”に 海苔の町がナゼ 冬の海の異変?意外な影響が…【スーパーJチャンネル】(2023年12月15日)

フグが“冬の目玉”に 海苔の町がナゼ 冬の海の異変?意外な影響が…【スーパーJチャンネル】(2023年12月15日)

フグが“冬の目玉”に 海苔の町がナゼ 冬の海の異変?意外な影響が…【スーパーJチャンネル】(2023年12月15日)

■フグが“冬の目玉”ノリの町 ナゼ

 刺し身でも、揚げても、鍋に入れてもおいしい今が旬の高級食材「フグ」。西日本で多く親しまれているフグですが、近年は福島県相馬沖周辺で水揚げが急増しています。

 相馬市の漁師が向かった先は「アオノリ」の養殖場。元々、相馬市はアオノリの特産地として知られています。

 アオノリ漁師:「いい種が付いて順当に伸びています。生育は順調」

 今シーズン初日のアオノリの水揚げは約1トン。早速、市内の加工場などに出荷されていました。

 そして、今“冬の新たな名物”として力を入れているのが「トラフグ」。海水浴など夏の観光客が多い相馬市は、冬のこの時期は観光客が減っています。

 相馬市観光協会 大谷和正事務局長:「(冬に)相馬に呼び込むものがなかった。冬の新たな味覚ということで、かなりフグの観光への効果はあると思う」

 相馬市の担当者も大いに期待しているトラフグ。一体なぜ今、トラフグなのでしょうか。

■冬の海の異変?意外な影響が…

 相馬市「福とら」活用推進協議会 草野清貴会長:「トラフグは来年1月ぐらいまでが旬。(水揚げ)量もある程度、確保できるのでPRさせていただきました」

 近年の海水温の上昇などによってトラフグはここ数年、相馬沖で水揚げ量が急増。そこで去年10月、相馬市や漁協が体長35センチ以上のトラフグを「福とら」としてブランド化し、観光客を呼び込む新たな観光資源として活用しています。

 相馬市観光協会 大谷和正事務局長:「今後も毎年、観光客に来ていただきたい」
[テレ朝news] https://news.tv-asahi.co.jp/a>

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