再開初日に国境の全面閉鎖発表 フィンランド政府 ロシア経由の難民急増で再び(2023年12月15日)
北欧のフィンランドは一部で再開させたロシアと陸上でつながる国境検問所を再び、すべて閉鎖すると発表しました。
フィンランド政府はロシアを経由してヨーロッパに入ろうとする中東などからの難民が押し寄せているとして、貨物列車用の1カ所を除き、ロシアと陸上でつながるすべての国境検問所を先月30日から閉鎖していました。
このうち南東部の2カ所の検問所を14日に再開させましたが、地元メディアによりますと、14日だけで90人以上の難民が検問所に到着しました。
これを受けてフィンランド政府は急きょ15日夜から1カ月間、再び、ロシアと陸上でつながる国境検問所をすべて閉鎖すると発表しました。
フィンランドのランタネン内相は「ロシアがハイブリッド作戦を継続している」と非難しています。
全面閉鎖はクリスマス休暇の時期と重なることから、市民生活への影響も懸念されます。
[テレ朝news] https://news.tv-asahi.co.jp/a>
コメントを書く