フィリピン残留2世が日本国籍の回復目指し来日(2023年12月15日)
太平洋戦争中に日本人の父親と生き別れ、無国籍としてフィリピンで暮らす残留2世が来日しました。日本国籍の回復に向けて父親に関する情報を探します。
14日、フィリピン残留日本人2世のアカヒジ・サムエルさん（81）らは父親の出身地・沖縄で、親族として名乗り出た10人ほどの出迎えを受けました。
戦前の国籍法では、父親が日本人の場合は子どもも日本国籍になりました。
しかし、父親の戦死や強制送還で手続きができず残留2世の多くが無国籍状態となりました。
2人は19日まで滞在し、国籍回復に向けて親族の証言や家系図などの証拠を集めます。
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