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佐野ラーメンの予備校ピンチ 名物守る好評プロジェクト 7店舗が新規開店も何が… (2023年12月8日)
栃木県佐野市の名物「佐野ラーメン」。この名物を守るための予備校がピンチを迎えています。
■人口減少対策&後継者不足解消へ
しょうゆベースのあっさりしたスープに、モチモチとした麺が特徴の名物・佐野ラーメン。4年前、佐野市が立ち上げたのが、「佐野らーめん予備校」です。
人口減少に悩む行政と、後継者不足を懸念するラーメン業界がタッグを組み、佐野市への移住を条件に店の開業をバックアップするものです。
麺や輝 京増昌義さん:「お待たせしました。こちら輝きラーメンのしょうゆです」
今年6月にオープンしたばかりの店「麺や輝」も、佐野らーめん予備校の卒業生が経営しています。
元々、神奈川県に住んでいた京増さん夫婦は、脱サラしてラーメン店を営むために佐野市に移住してきました。
京増昌義さん:「以前、私が佐野ラーメンを食べた時に忘れられないぐらいおいしくて。佐野らーめん予備校をテレビで見た時に、これもきっと何かの縁かなと思って、2人でぜひ応募して、2人でゼロからやってみようよという話になったのがきっかけ」
■14世帯30人が移住 7店舗が新規開店
予備校を卒業したのは、妻の優美さん。佐野ラーメンの特徴である青竹での麺打ちも、自らこなします。
京増優美さん:「最初は疲れるよ、筋肉痛。でも、慣れれば大丈夫だよね。楽しくなると思う」
佐野らーめん予備校では、佐野ラーメンの作り方をイチから学ぶことはもちろん、店の経営方法まで指導してもらえます。
さらに、通常であれば40歳までという年齢制限がある移住者への奨励金10万円も、予備校に通えば年齢に関係なく受け取ることができます。
このプロジェクトで、すでに14世帯30人が移住していて、京増さんの店を含めて7店舗が新たに開店しました。
京増昌義さん:「佐野でラーメン店が増えていくのは、すごく活性化につながっていいんじゃないかと思う」
■来年度から運営費半減…今後の運営は?
町おこしの事業として地元経済界から評価の高い佐野らーめん予備校ですが、その運営を巡り暗雲がたれ込めています。
予備校の運営費は、国と市で半分ずつ負担していますが、国からの交付金の期間が今年度で終了します。来年度からは運営費が半減してしまうのです。
今後の運営はどうなるのでしょうか?
佐野市役所 総合政策部:「財源の確保は急務ですが、すでに予備校は会社化したので、独立採算制にし、予備校単体で運営できるようにしていきます」
今後は、予備校のグッズ販売などにも挑戦し、国の交付金がなくなった分をまかなっていくといいます。
また、来年度以降も予備校に通う移住者への奨励金は、続けていく予定だということです。
(「グッド!モーニング」2023年12月8日放送分より)
[テレ朝news] https://news.tv-asahi.co.jp/a>
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