ロ放送中「反戦」掲示女性“デモ呼びかけ”に罰金刑(2022年3月16日)
ロシアの国営テレビで放送中に「戦争反対」を訴えた紙を掲げて拘束された女性職員に対し、モスクワの裁判所はデモへの参加を呼び掛けた罪で、およそ3万円の罰金刑を言い渡しました。
地元メディアによりますと、今回の裁判は拘束後に女性が関係者を通じて公開した動画で反戦デモへの参加を呼び掛けたことについてのみ罪に問われました。
女性は動画で、「この狂気を止められるのは私たちの力だけだ」と述べていました。
女性には3万ルーブル、日本円でおよそ3万円の罰金刑が言い渡されました。
しかし、放送中に反戦を訴える紙を掲げた行為については裁かれておらず、今後、さらに別の罪に問われる可能性もあります。
反戦デモはロシア各地で行われていますが、モスクワでは警察官がデモの発生前から市民らを次々に拘束するなど圧力を強めていて、デモは勢いを欠いています。
[テレ朝news] https://news.tv-asahi.co.jp/a>
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