“社長のカン”大当たり そばチェーン「ゆで太郎」の新業態「もつ次郎」 人気の秘密(2023年12月5日)
そばチェーン「ゆで太郎」がもつ煮を主体とした新業態の出店を加速させています。その狙いを社長に聞きました。
■他に…「もつ炒め」「もつ呑みセット」も
関東を中心に200店舗以上を展開する、ゆで太郎。店内ではそばが販売されている一方で…。
客:「(Q.何を食べていた?)もつ煮定食です。最高ッス!」
まさかのもつ煮?他にも「もつ炒め」やアルコールとセットにした「もつ呑みセット」などのメニューもあります。
店内には、ゆで太郎の横に「もつ次郎」という看板が並んでいますが、厨房で調理をしている人はゆで太郎と同じ。客が食べるスペースや券売機も同じです。
■もつ次郎 3年余りで150店以上まで急成長
兄のゆで太郎に間借りした形の弟・もつ次郎。この新業態がスタートしたのは2020年。店舗数は3年余りで150店以上にまで急成長しました。
気になるもつ煮の味は、臭みが全くなく、かめばかむほどもつの旨味が口の中に広がってきます。
客:「元々、ゆで太郎のそばを結構食べていた。もつ次郎があるのを知って食べてみたら、そこら辺のもつ煮屋よりおいしくてはまっちゃいました」「おいしいんです。ビールともつ煮がちょうどいい。他の人はそば食べてる」「(Q.これくらいの量でちょっと飲むのがいい?)年寄りだからね」
■そば店でなぜ? 社長「私が好きだった」
それにしても、なぜそば店でもつ煮なのでしょうか?
ゆで太郎システム 池田智昭社長:「なぜもモツかといわれると、私が好きだったから。自分で食べたいものは、基本的にみんな食べたいだろうと。もつ煮とご飯とみそ汁と漬物のセットは、群馬県を中心とした北関東のソウルフード。関東の南にはういう習慣がないが、きっと受けるに違いないと思った」
■店づくりにも秘密「4、5日あればできる」
社長のカンが当たり大ヒット!成功の秘密は、手間を掛けないことだといいます。
もつ煮は業者に発注したものを店で温めるだけにしました。さらに、店づくりにも秘密があります。
池田社長:「ゆで太郎がすでにあるので、使っていないスペースをもつ次郎にするということなので。そんなに大変じゃない。4、5日あればできてしまう。簡単にできる。すぐやれる。コロナだったもので、うちの工事チームは暇だった。あっという間にできちゃいました」
(「グッド!モーニング」2023年12月5日放送分より)
[テレ朝news] https://news.tv-asahi.co.jp/a>
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