中国で再び…防護服作業員による消毒作業 子どもの肺炎が急増 小児科病院に長い車列(2023年11月28日)
中国で子どもの肺炎が急増し、病院には長蛇の列ができている。感染が拡大するなか、中国では再び防護服の作業員による消毒作業が行われている。
■病院に長い車列…発熱の子どもが受診待ち
27日、北京市にある小児科病院には、子どもを連れた保護者たちが殺到していた。
診察を待つ母親:「番号札は300番台でした。まだ100番台の診察が終わっていないので、あと4~5時間は待たされそうです」
診察を待つ子ども:「(Q.具合はどう?)つらいです」
この子どもは39℃以上の熱があるというが、受診できるまで待つしかないという。
保護者:「きょうも人はいっぱいだ。人が多すぎる。座る所も、点滴をする場所もない」
■「主にインフル」流行 子どもに肺炎広がる
今、中国で猛威をふるっているのは、新型コロナではないという。
中国国家 衛生健康委員会 報道官:「はやっているのは、主にインフルエンザです。他にマイコプラズマなどによる呼吸器系の疾患も同時発生しています」
母親:「学校でもらってきたと思います。それをうつしたり、互いに感染しています」「(Q.休校は?)休校にはなっていません。1週間行っていないので、クラスで何人休んでいるか分かりません」
■呼吸器疾患の集団感染 免疫力低下が原因か
学校で感染するケースが多いということから、中国では、再びこの光景が見られた。
白い防護服に身を包んだ作業員が、学校の校舎内などで消毒液を噴射していく。新型コロナの感染拡大時と同じことが行われているという。
中国メディアは、コロナ禍の3年間を通じ、免疫力が落ちていることが、学校などでの集団感染を引き起こした原因ではないかとしている。
中国国家 衛生健康委員会 報道官:「学校や託児所、老人ホームなど、人が集まる施設の予防対策を強化します。人流を抑制すべきです」
(「大下容子ワイド!スクランブル」2023年11月28日放送分より)
[テレ朝news] https://news.tv-asahi.co.jp/a>
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