【大規模停電】「ブラッククリスマスに」復旧した北海道紋別市で…また停電(2022年12月25日)
暴風雪による影響で23日から24日にかけて大規模な停電が発生し、その後復旧した北海道紋別市で、25日朝、再び市内全域で大規模な停電が起きました。
列島で猛威を振るうクリスマス寒波。北海道紋別市では23日、鉄塔が倒れ大規模な停電が発生しましたが、24日のうちにほぼ全面的に復旧。していたはずですが…倒木により送電線が断線。25日朝、再び紋別市内全域のおよそ1万3000戸で停電が起こり、番組スタッフが宿泊していたホテルも停電となりました。
ホテルは対応に追われていました。新規の客の受け入れを一時ストップ。
ホテル従業員:「これからは(宿泊は)ちょっと無理ですね。準備ができていない状況なので」
キッチンではローソクの火を灯し、すでに宿泊している客のために朝食を作っていました。
ホテル従業員:「来て頂いたのに、こんなことになってすみません」
紋別市の最低気温はマイナス0.2℃。暖房が効かないなか、朝食をとっていた夫婦は、自宅が停電してしまい避難してきたといいます。
ホテルへ避難した夫婦:「自宅が寒さでストーブが使えない、生活できない」
エレベーターも止まり、部屋に戻るためには階段を使わなければいけません。
夫:「5階まで死んじゃうな…」
妻:「息切れるね」
夫:「1回、休憩」
妻:「電気ってありがたい」「着いた」
町は混乱していました。ガソリンスタンドには行列ができ…市役所は職員が対応に追われていました。
ドラッグストアの店員:「必要最低限のものでお支払い現金のみで、1家族5点まででお願いします」
ドラッグストアには多くの客が朝から詰め掛けていました。
ドラッグストアの店員:「電池、これが4本で」
主婦:「(Q.何を買った?)ガスコンロ。色々、市内回ってここが開いていたので買いました」「(Q.2日連続の停電ですが?)朝からずっとストーブがないので布団に入っていました」
25日はクリスマスですが…。
主婦:「クリスマスなんて関係ないです」
24日、早期の復旧を喜んでいた人も。
男性:「全然つかないですね。信号も全部止まっていますから、ホワイトクリスマスじゃなくてブラッククリスマスになっちゃった。チキンを頼んでいたんだけれども、やっぱり店もダメで断られた。予約は1カ月前からしていたんだけれども」
紋別市では、停電は徐々に解消され25日午後5時半現在、10戸にまで減少しています。
[テレ朝news] https://news.tv-asahi.co.jp/a>
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