アクスタ、鬼リピ…「オタク用語辞典」発売 秋葉原・巣鴨の人たちの反応は?(2023年11月24日)

アクスタ、鬼リピ…「オタク用語辞典」発売 秋葉原・巣鴨の人たちの反応は?(2023年11月24日)

アクスタ、鬼リピ…「オタク用語辞典」発売 秋葉原・巣鴨の人たちの反応は?(2023年11月24日)

 いわゆるオタク用語を集めた辞典が発売前から話題となっている。この辞典には、14ジャンル・1600もの用語が掲載されている。街の人々に話を聞いた。

■「オタク用語」秋葉原の人に聞きました

 「オタク」とは、推しのために自身が持つありとあらゆるものを投げうつことができる者。
 
 そんなオタクの人たちだけが使う難解な言葉をまとめたのが、その名も「オタク用語辞典 大限界」。収録されているのは、およそ1600のオタク用語だ。
 
 元々、大学生がゼミの課題で作ったもので、辞典出版で知られる三省堂から今回、出版されることになった。
 
 「オタク辞典 大限界」に載っている言葉について、秋葉原の人に聞いてみた。

 大阪から秋葉原に遠征(20代):「(Q.アクスタ)これは分かります。アクリルスタンド。これ、妹に今から買いに行こうかなって思ってたやつ」    

 アニメ好き(10代):「(Q.ぬるぬる動く)アニメとかが、なめらかに動くことをぬるぬる動くっていうと思います」    

 ミリタリーオタク(20代):「(Q.沼る)ハマっていくの上位互換みたいな感じ」「サバイバルゲームとかの沼に引きずり込むみたいな」「先輩のおかげで自分が沼れたので、サバイバルゲームに今は沼ですね」

 もはや、何を言っているのか意味不明。「オタク辞典」で調べてみると…。
 
 三省堂「オタク用語辞典 大限界」から:「沼とは、最初は気軽に興味を持っただけなのに、知れば知るほど、次々と魅力を発見してしまい、気付いた時には、もう抜け出せなくなっている」

 魅力の奥深さに、底なし沼にはまってしまったような状態を表す言葉だという。

■理解不能な言葉の世界 巣鴨で聞きました

 70代は、オタク用語を知っているのだろうか。東京・巣鴨で聞いてみた。
 
 70代:「(Q.沼る)沼るって、なんかハマってしまうみたいな」「(Q.鬼リピ)鬼リピ?ちょっと難しいですね、降参です。分からない」
 
 「鬼リピ」とは、曲や映像を鬼のように何度もリピートして再生すること。70代の人は意味を知ると、次のように話した。
 
 70代:「わたし、来生たかおが好きで、すごく名曲を作る人で、寝る前に30分から40分、彼の曲を聴いて寝ますね」「(Q.来生たかおさんに沼っていますね?)沼っている!沼って、鬼リピ!」
 
 自分たちには理解不能な言葉をあやつる「オタク」という存在について、どんなイメージを持っているか聞いてみた。
 
 ユーチューバーに沼る60代:「今は推し活といって誰でも好きな人、アイドルだったり、キャラクターだったり、皆さん楽しそうだよねって、私は見ている」
 
 最近YMOを鬼リビ60代:「オタクというのが出てきたころは敬遠するようなイメージでしたけど、今はそういうことに夢中になるものがあるというのは、若者に好感持てます」
 
(「大下容子ワイド!スクランブル」2023年11月23日放送分より)
[テレ朝news] https://news.tv-asahi.co.jp/a>

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