世界のNEWS 深刻インド大気汚染 アイスランド噴火予測「数日以内」に高まる(2023年11月21日)

世界のNEWS 深刻インド大気汚染 アイスランド噴火予測「数日以内」に高まる(2023年11月21日)

世界のNEWS 深刻インド大気汚染 アイスランド噴火予測「数日以内」に高まる(2023年11月21日)

 大気汚染が深刻なインド。煙が出る花火や爆竹を使った祭りが汚染に拍車を掛けています。

■インド大気汚染「目が痛い」

 川を流れる“白い物体”。雪のようにも見えますが、その正体は「泡」。これはインドの太陽神を祝う祭り。供え物を手に、聖なる川につかって祈りを捧げるのです。

 しかし、この泡、実は水質汚染で発生した有毒なもの。こちらの女性は泡を手で払って水の中へ…。この水質汚染以上にインドで深刻な問題となっているのが、大気汚染。

 地元住民:「走っていると目が痛くなって息切れがするんだ」

 スモッグの原因とされるのは車の排出ガスやほこりなど。さらにこの時期、ヒンドゥー教最大の祭りを迎えるにあたって、当局は爆竹や花火の使用を禁じたのでした。ところが…。
  
 国中がお祭りムードに包まれるなか、各地で爆竹が鳴らされて大気汚染がますます悪化することに。

 地元住民:「政府は汚染削減と大気質向上を目指していますが、人々は理解していません」

 当局は大気汚染対策として次々と“秘密兵器”を投入。巨大空気清浄機「スモッグタワー」に続いて登場したのは「アンチスモッグガン」。大量の水を空中と地面、同時にまくことができる優れもの。現地では70台が稼働を開始。環境大臣自ら旗を振って出発式を盛り上げたのでした。

■アイスランド 噴火恐れ高まる

 一方、北欧アイスランドでは人の力では抗いきれない脅威が…。

 街中にできた巨大な亀裂。白い蒸気のようなものが噴出しています。区画整理された街がぱっくりと切り裂かれました。

 北欧の島国アイスランド。首都レイキャビクから約40キロに位置するグリンダビークで火山性の地震が頻発し、大規模噴火の懸念が高まっています。亀裂は建物にも…。

 20日、アイスランドの気象庁がこう発表しました。

 アイスランド気象庁:「噴火が起こるとしたら数週間よりも数日以内の方が可能性が高い」

 グリンダビークでは住民約4000人が避難しています。アイスランド当局は「グリンダビークでは誰もいつものクリスマスを迎えることはできない」と話しています。
[テレ朝news] https://news.tv-asahi.co.jp/a>

ANNnewsCHカテゴリの最新記事