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“結末ドロボウ”相次ぐ目的は?本が破られ“終盤”持ち去られる(2023年11月21日)
■本が破られ“終盤”持ち去られる
後半部分が丸ごと破られています。無残な姿で、なかには100ページ以上も破られた本も…。
高松市中央図書館 一原玄子館長:「宮部みゆきさんや東野圭吾さんなど、人気作家の小説やミステリーが多く被害に」
利用者からは「終盤が気になる」という声が。破って持ち去られた部分はミステリーの肝、“結末”だったのです。
高松市の図書館で人気作家の小説など、45冊の“結末”が持ち去られていました。
高松市中央図書館 一原玄子館長:「修復もできないですし、本当に困っています」
貸し出しや返却のチェックでは問題がなかったことから、同一人物が館内で破った可能性があるとみられています。
同様の被害は過去にも。 「アンネの日記」に関する本などが300冊以上も破られたのです。
図書館の利用者:「ひどいですね。これは」「物を大事にしない愚か者が多すぎる」
図書館の本を破るのは3年以下の懲役、または30万円以下の罰金、もしくは科料になります。こうした悪質な行為に弁護士は…。
大澤孝征弁護士:「罰金なんかで済まさないで懲役刑を選択して、しかるべき反省を求めるというのが相当ではないかと」
今回、被害に遭った図書館は被害届の提出を検討しています。
高松市中央図書館 一原玄子館長:「こういう被害があるっていうことは、図書館としては非常に悲しい」
[テレ朝news] https://news.tv-asahi.co.jp/a>



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