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1年ぶりの米中首脳会談へ 習主席のホテル前は厳戒態勢(2023年11月15日)
APEC=アジア太平洋経済協力会議に参加するため、アメリカのバイデン大統領と中国の習近平国家主席がサンフランシスコに到着しました。米中首脳会談は日本時間の16日に行われます。現地から報告です。
(小島佑樹記者報告)
1年ぶりの米中首脳会談を控え、APECの国際メディアセンターではアジアのメディアの姿を多く見掛けるようになりました。
習主席の訪米は実に6年半ぶりのことです。
滞在するホテルの周辺では、訪米を歓迎する人たちと中国の体制を批判するグループとの小競り合いが起きるなど、緊張感が増してきています。
反中国政府デモの参加者:「(中国政府が)どんなに幸福感、責任感、生活レベルが向上したと言っても、庶民は全くその恩恵を受けていない」
警備上の理由から会談場所はまだ発表されていませんが、一部メディアは、中心部から40キロほど離れた博物館で行われ、去年インドネシアで行った会談よりも長い4時間ほどを予定していると伝えています。
バイデン政権が目指す「成果」の1つは現在途絶えている軍同士の対話の再開です。
バイデン氏は「中国との関係をより良いものに変えようとしている」と関係改善に意欲を示しています。
米中両国として、台湾問題などで埋まらない溝があることは認めつつも、意図しない衝突に発展しないよう緊張緩和につなげられるかが焦点です。
[テレ朝news] https://news.tv-asahi.co.jp/a>
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