宝塚劇団調査書に遺族側「ヒアリング内容を無視」(2023年11月15日)

宝塚劇団調査書に遺族側「ヒアリング内容を無視」(2023年11月15日)

宝塚劇団調査書に遺族側「ヒアリング内容を無視」(2023年11月15日)

 会見での調査報告書の公表を受け、遺族側は事実関係を再調査すべきと主張しました。

 遺族の代理人 川人博弁護士:「(女性の)母親が調査委員会のヒアリングの際に、具体的にリアルに供述した内容を一切引用せず無視をしている」

 遺族側の代理人弁護士は宝塚歌劇団が示した調査報告書では遺族側の証言が採用されず、不当だと反論しました。

 遺族側が主張する上級生によるパワハラ行為について宝塚側は、「確認ができなかった」としています。

 遺族側は「納得することはできない。再度検証すべき」と主張しました。

 その一方、劇団側が長時間の過重業務を認定したことについては、女性の死因が「業務に起因することを示唆した」と一定の評価をしました。

 遺族側は、謝罪と補償を求める考えを示していて、今月中にも劇団側と面談交渉をするということです。

厚生労働省は、悩みを抱えている人には、1人で悩みなどを抱えずに「こころの健康相談統一ダイヤル」や「いのちの電話」などの相談窓口を利用するよう、呼び掛けています。

▼「こころの健康相談統一ダイヤル」0570-064-556
▼「#いのちSOS」0120-061-338
▼「よりそいホットライン」0120-279-338
▼「いのちの電話」0570-783-556
[テレ朝news] https://news.tv-asahi.co.jp/a>

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