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「一気に真冬」半数の観測地点”今季一番の冷え込み” 東京で「木枯らし1号」発表(2023年11月13日)
一気に冬景色となりました。全国の約半数の観測地点で今シーズン最も低い気温となりました。そして、東京では13日午後に木枯らし1号が吹き、関東の山沿いでも雪が降っています。
■ぐん!と冷え込み関東でも雪
いよいよ関東も冬の始まりです。記録的残暑から一転、北風が体感をぐっと下げます。13日、木枯らし1号が3年ぶりに観測されました。
群馬県みなかみ町。今シーズン一番の寒気は関東にも雪を降らせました。
地元の人:「(Q.初雪ですか?)初雪です。これから積もるかな。こんなに降ると思っていなかった」
午前中、ちらちら雪が舞い始めた町。午後2時すぎ、急に強い雪が降り始めました。ネコは丸くなり、人々は冬支度に追われています。
地元の人:「ノーマル(タイヤ)そろそろ変える予定」
雪は四国でも。愛媛県にある「ミルク園」。標高1000メートルを超える山間部では雪が舞っています。
四国カルスト ミルク園 山本優希さん:「風がずっと吹いてて、ふぶいている状態」
■北国で冬本番!朱鞠内で積雪64cm
週末に初雪が降った北海道。ドカ雪となりました。全国一の積雪となったのは北海道の朱鞠内。週末から降り始めた雪は、実に64センチとなりました。木々や屋根にもしっかり積もったドカ雪。除雪に追われる冬の始まりです。
除雪する人:「こんなドカ雪降られたら、どうにもならない」「初雪にしてはちょっと多すぎる」
事故も起きています。滝川市の国道でトラックと軽乗用車が衝突。軽乗用車を運転していた男性が死亡しました。見通しの良い道路でしたが路面が一部、凍結していました。
本州も一面、銀世界です。
地元の人:「朝起きたらそこら中、真っ白でびっくりした。突然、世界が変わった」
■“紅葉に雪”温泉郷もいきなり冬
週末から雪が降り始めた新潟県妙高市。朝焼けに照らされた山々は白く染まり、モノトーンに染まる銀世界を作り出しています。時に幻想的な景色を作る雪。暮らしを営む人々にとっては、つらく長い冬の始まりです。
地元の人:「秋が短くて。覚悟はしていたが雪囲いとかは、これからやる。今晩また降ると言っているから、どうしようもない。冬になっちゃったという感じ」
雪を見ながらの露天風呂。スキー場もある妙高市。観光地には“恵みの雪”ですが、何分、早すぎたようです。
樺太館 内記健二さん:「去年より5日くらい早い。心の準備は毎年できていない。冬囲いも全然していないし、客はスタッドレスタイヤではない人もいるので、てんやわんや。恵みの雪ではあるが、準備が整った後に降っていただきたい」
■突然の雪に…「タイヤ交換まだ」
“てんやわんや”はどこも同じです。
名古屋から来た人:「バスが動かないみたいで、午前中。雪を楽しみに来たけど、こんなに(雪が)降るとは思わなかった。バスが止まるとは思わなかった」
岐阜県にある奥飛騨温泉郷。こちらも一面、銀世界です。見頃を迎えた紅葉に雪が積もる、初冬ならではの景色。バスのダイヤが乱れるなど対応に追われる温泉郷。その傍らで外国人観光客は雪合戦です。
オーストラリアからの観光客:「美しいし、雪質が柔らかい。そんなに寒くないし。日本をとても楽しんでいます。とても素晴らしい」
中国地方でも雪が降り始めました。中国地方最高峰、鳥取県の「大山」。午前0時、まだ道路が濡れている程度ですが、2時間ほどでうっすらと白く、夜明けごろには一面、銀世界となりました。積雪は40センチまで増え、11月の降雪量の新記録となっています。
大山観光局 足立さん:「駐車場に13センチ積雪があり、びっくり」
■師走並み寒さ おでんでポカポカ
朝焼けが照らす海に「けあらし」が立ち上ります。平野部でも各地で今季一番の冷え込みとなりました。
全国の約半数の観測地点で今シーズン最も低い気温となった13日。大阪で、この秋初めて10℃を下回るなど、各地で師走並みの寒さとなりました。熱々のおでんで暖を取る人々でにぎわいます。
客:「めっちゃ寒い外。おでん日和」「おだし飲んだら、めちゃおいしい」
最低気温2.1℃となった札幌市。沖縄から来た半そで姿の男性も…。
沖縄から来た人:「沖縄ではこれで大丈夫だが、全然、大丈夫じゃない。寒い」
■「一気に真冬」絶景紅葉も寒い!
13日は真っ白な景色が主役となった日本列島ですが、まだ色鮮やかな季節は続いています。群馬県みなかみ町にある紅葉の名所「諏訪峡」には真っ赤に染まったモミジが。この色が「今は秋だった」と思い出させてくれます。ただ、13日の最低気温は3.8℃。秋を見つけにきたはずの行楽客も思わず…。
東京から来た人:「一気に夏日から真冬になっちゃった感じ、この1週間くらいで。秋がなかったなと感じた」
みなかみ町では今月3日に夏日一歩手前の24.3℃を観測してから、わずか10日。秋を短く感じてしまうのも、うなずけます。
■「色がくすむ」紅葉にも異変
あまりにも長すぎた夏。紅葉への影響も避けられませんでした。26年間、諏訪峡を見続けてきたという近くの道の駅の館長は…。
道の駅 水紀行館 小野由香館長:「違和感はやっぱりありますね。今年は夏すごく暑くて雨がなかったので夏のうちに枯れてしまうような木がたくさんあって、色がくすんできたというか寂しい感じはする」
みなかみ町の紅葉はもう終盤。厳しい冬が始まろうとしています。
[テレ朝news] https://news.tv-asahi.co.jp/a>
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