ウクライナ各地でロシア軍の攻撃相次ぐ ヘルソン市で1人死亡(2023年11月13日)
ウクライナ各地ではロシア軍による砲撃が相次いでいて、南部のヘルソン州ではロシア軍のミサイル攻撃で1人が死亡しました。
ヘルソン州の知事は11日、ロシア軍の砲撃がヘルソン市の民家などに直撃して1人が死亡、3人が負傷したと明らかにしました。
一時、ロシアの占領下にあったヘルソン市は11日で解放から1年を迎えましたが、攻撃はいまだ続いています。
一方、首都キーウにも11日にミサイル攻撃があり、軍事行政長官によりますと、ミサイルは防空システムによって撃墜されたということです。
これに対してゼレンスキー大統領は12日、自身のSNSで「冬に向け、ロシア軍はウクライナへのインフラ攻撃を増やす可能性がある」と述べ、攻撃に警戒するよう国民に呼び掛けました。
ウクライナでは去年の冬、ロシア軍によるインフラ施設への攻撃で各地で電力が不足し、暖房が使えなくなるなど深刻な被害がありました。
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