「夢壊された」実践した女の被害者が語る手口“頂き女子”マニュアルで広がる被害(2023年11月10日)

「夢壊された」実践した女の被害者が語る手口“頂き女子”マニュアルで広がる被害(2023年11月10日)

「夢壊された」実践した女の被害者が語る手口“頂き女子”マニュアルで広がる被害(2023年11月10日)

『頂き女子りりちゃん』を名乗り、詐欺マニュアルを販売していた渡邊真衣被告(25)。10日、このマニュアルを購入した名古屋市の大学生・家田美空被告(21)の裁判が行われました。家田被告は、男性2人から合わせて1065万円をだまし取った罪に問われています。

被害者のうちの1人は、マッチングアプリで家田被告に出会ったといいます。

574万円を渡した男性(40代):「(初めて会ったとき)『家庭教師の子どもと一緒に作ったお菓子があるからあげる』。いい子だなと」

しかし、やり取りは次第に変化していったといいます。

家田被告とのやり取り:「ちょっと問題が発生してしまったよ」「どうしよう」「でもこんなこと言えない、どうしよう」「迷惑かけたくないし」「気にしないで」「嫌いにならない?」

まさにマニュアルの手口そのものでした。男性が事情を聴くと、家田被告は学費の返済に追われていることや、借金返済のためにアダルトビデオへの出演を迫られているなどと次々と訴えてきます。

574万円を渡した男性:「こういうのが卑怯(ひきょう)なんですよ。そんな所で働かせたくないじゃないですか。好きだった子が」

男性は最終的に、1カ月ほどの間に574万円を渡してしまったといいます。

574万円を渡した男性:「警察署から連絡が来て『まだ信じてます?』って。『はい、信じていますね』と。でも良かった『AVに出ろ』って事件に巻き込まれてなくて」

ただ、家田被告の言葉は、何もかもがマニュアル通りでした。

渡邊被告のマニュアル:「『こんなことになってどうしたらいいんだろう…』『普通に暮らしたいよ。もう闇金とかいこうかな』お客さんに『それなら僕がなんとかする』と思わせます」

渡邊被告から始まった“頂き女子”と呼ばれる一連の詐欺事件。若いころから家を建てるために貯めていたお金を家田被告に渡してしまった男性は…。

574万円を渡した男性:「夢壊されたみたいな感じです。“頂き女子”も最近知ったので、そんなにいるとは思っていなかった。全員つかまってほしいですね」
[テレ朝news] https://news.tv-asahi.co.jp/a>

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