インフルエンザ“すでに感染”も…ワクチン有効? 「複数感染」する理由(2023年11月10日)

インフルエンザ“すでに感染”も…ワクチン有効? 「複数感染」する理由(2023年11月10日)

インフルエンザ“すでに感染”も…ワクチン有効? 「複数感染」する理由(2023年11月10日)

 異例のスピードでインフルエンザが流行しています。今後、本格的な“インフルエンザのシーズン”に突入していくことになります。すでにかかってしまったという人にも、ワクチン接種は有効なのでしょうか。公平病院の公平誠院長に聞きました。

■一度感染しても…違う株に感染の可能性

 そもそも、私たちが接種しているインフルエンザのワクチンは、その年に最も流行が予想される、A型2種類、B型2種類の“4つの株”に狙いを絞ってつくられています。

 複数回感染する人がいるのは、一度感染した株には耐性がつき再感染しにくくなりますが、違う株には感染してしまう可能性があるからです。

 ですから一度感染したとしても、「まだ感染していない残りの株に対するワクチンの効果は期待できる」と公平院長は言っています。

 また公平院長は「特に、高齢者など重症化につながるおそれがある人は、すでに感染したとしても接種を検討してみてほしい」とも話していました。

(スーパーJチャンネル「newsのハテナ」2023年11月10日放送)
[テレ朝news] https://news.tv-asahi.co.jp/a>

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