「プーチン」呼び捨て非難 バイデン氏一般教書演説(2022年3月2日)
アメリカのバイデン大統領は、政権の方針を示す一般教書演説に初めて臨み、プーチン大統領は間違っていたとロシアを厳しく非難しました。ワシントンから報告です。
(小島佑樹記者報告)
バイデン大統領が訴えたのは、何としてもプーチン大統領に責任を負わせるという強い決意でした。
アメリカ・バイデン大統領:「独裁者が侵略の代償を払わなければ、さらなる混乱を引き起こす。アメリカと世界への代償と脅威は増え続ける」
バイデン大統領は、「プーチンの戦争はロシアを弱くし世界を強くする。プーチンは間違っていた」と呼び捨てで非難し、戦場では利益を得たとしても、長期的には高い代償を払い続けることになると強調しました。
そのうえで、アメリカの領空にロシアの航空機が乗り入れるのを禁止すると新たに発表しています。
演説は、ウクライナへの連帯を示し、ロシアに強く対抗する姿勢を印象付けた格好です。
ただ、多くの国民が関心を寄せるインフレ対策の成果はほとんどなく、11月の中間選挙を見据えた政権運営は依然、厳しいものとなりそうです。
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