9月の農林水産物の輸出額 中国向け水産物は9割以上減少も…全体は3カ月ぶりプラス(2023年11月7日)
農林水産省が9月の農林水産物の輸出額を発表し、中国への水産物の輸出が9割以上落ち込んだものの全体としては3カ月ぶりにプラスに転じました。
9月の中国への輸出額は前の年の同じ月と比べて47.4%減少し、139億円でした。
このうち水産物は90.8%マイナスの8億円で、特にホタテの輸出はゼロでした。
中国への輸出は3カ月連続でマイナスで、福島第一原発の処理水の海洋放出を巡り、8月末からの全面的な禁輸措置の影響が続いています。
その一方で、9月の全体の輸出額は3.1%プラスの1176億円と3カ月ぶりにプラスに転じました。
香港やアメリカなどへの輸出が大きく伸びたことが要因で、中国から輸出先を転換した効果が徐々に表れてきたとみられています。
また、1月から9月までの輸出額の総額は1兆531億円となり、過去最速のペースで1兆円を超えています。
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